こんにちは!ジロウです。
ビジネス初心者の方にとっては、「マーケティング」という言葉自体が今いちピンと来ないんじゃないかと思います。
僕なんかは当初、こうした横文字を聞かされるだけで敷居が高く感じられ、踏み込むのにけっこう勇気が必要だったのを覚えています。
そこで今回は、
マーケティングって恋愛に例えると分かりやすいよね♪
ということで、できるだけイメージしやすいように、ビジネスの流れを説明してみたいと思います。
そもそもマーケティングとは?
まず、オンラインであろうとオフラインであろうと、ビジネスは商品やサービスを持っているだけでは成り立ちません。
必ず「オファー(提案)」を出さないことには始まらないのです。
そこで、マーケティングの出番です。
「どこの誰にどうやってどんなオファーを出すのが効率的か?」
ってことをあれこれ考えた上で、仕組み化することを「マーケティング」と呼ぶんですね。
ちなみに、僕は、マーケティングに「絶対これ!」って定義があるわけではなく、
- ケースバイケースで市場リサーチを行い、
- 試行錯誤しながら改善を重ねて、
- 徐々に完成させていく・・・
そんなものだと考えています。
そして、完成に近づくほど手間が掛からなくなって、楽に収益が得られるようになる・・・それが理想的な「仕組み」の在り方ですね。
で、こんなことを話しても、
「んで?」
って感じになると思うので、恋愛に例えて分かりやすく説明してみようというわけです。
なぜ恋愛なのか?っていうと、後述しますが、かのスティーブ・ジョブズさんの『ビジネスを恋愛に例えた名言』に感銘を受けたからなんです。
好きな異性と交際するまでのプロセスを想像しよう
あなたが特定の異性にアプローチして、お付き合いをするまでのプロセス・・・
実はこれが、そのまんまマーケティングの流れに合致します。
- 自分の存在を知らせる = 情報発信や広告によって認知してもらう
- 興味を引く or きっかけ作り = キャッチコピーで注目させてクリックしてもらう
- 好意を持ってもらう = LPやステップメールで見込み客になってもらう
- 告白する = 商品やサービスの販売オファーを出す
- 交際成立♪ = 成約、購入してもらう
- 幸せになる♪ = アフターフォローでお客さんに満足してもらう
好きな相手のことを、もっと深く知りたいという気持ちは分かりますよね?
あなたもきっと、彼や彼女のことを色々とリサーチして調べ倒していることでしょう。
- 今恋人いる?
- いなければ、欲しいと思ってる?
- 好きな食べ物は?
- 休日の過ごし方は?
- 今ハマっている楽しみは?
- 好みのファッションは?
- 好きな男性のタイプは?
- ペットは飼っている?
- 兄弟姉妹は?
- 両親の職業は?
- 出身地は?
- 学歴は?
etc...
こんなふうに、相手の好みや行動パターンなど細かい特徴を知っていれば、アプローチの戦略が練りやすくなりますよね。
よくビジネスの世界で、ターゲット像をたった1人の人物と捉えて細かく想定するのは、こういう理由からなんです。
ターゲット像を1人の人物と捉えて細かく想定したものを「ペルソナ」って呼びます。
ターゲットを細かく絞るほど特徴を掴みやすくなります。
特徴が掴めれば、相手が本当に望んでいること(ニーズ、あるいはウォンツ)が見えてきます。
逆に、ターゲットの人物像が大雑把だと、どう攻略すればいいのか見当がつきません。
例えば、プロフィールの情報が下記だけだったとしたらどうでしょうか?
- 20代前半の会社員
- 年収350万円
- 髪はセミロング
- 身長160cm
- 東京都内のマンションで一人暮らし
これじゃニーズも分からないし、デートのプランも練れません。
いや、そもそも惚れることもないからデートしたいとも思いませんよね。
ビジネスにライバルの存在は関係ない
好きな異性へアプローチする戦略が練れたとしましょう。
そこに新たな問題が発覚します。
実は、自分とは別に、彼女(彼)へのアプローチを企てるライバルがいたとしたら・・・!?
それが自分よりずっとカッコイイ(あるいはカワイイ)人だっりしたら・・・!?
こんなときって、やっぱり焦っちゃうのが人情ですよね?
さあ、ここで、冒頭でお伝えしたスティーブ・ジョブズさんの名言の登場です。
美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。
by スティーブ・ジョブズ
そう、ビジネスもこれと一緒です。
そりゃ、競合他社がウジャウジャいる市場で勝負するならライバルリサーチも大切でしょう。
でも本質はそこではないんですね。
世間やお客さんが本当に求めていることを見極めることこそが、最重要だというわけです。
そして見極めるためには、ターゲットを絞って人物像を想定するのが近道なんですね。
ちなみに、アプローチ方法は、想定されるケースごとに練ることになります。
先程の恋愛の例で言うと、相手がどれくらい恋人を欲しいと思っているかによっても、アプローチの方法は変わってきます。
「恋人が欲しくてたまらない!」という相手と、「今は仕事が恋人!」という相手とでは、落とそうと思ったら戦略は全然違ってきますもんね。
というわけで、マーケティングを恋愛に例えてお話ししてみました。
専門用語ばっかりの本とか記事とか読んでると難しく感じるものですが、身近な日常に例えると、ビジネスって意外に単純なものなのかも知れませんね。
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